ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ナフサ対中投資、国光・台プラの環境アセス後に検討


ニュース 石油・化学 作成日:2009年12月18日_記事番号:T00019948

ナフサ対中投資、国光・台プラの環境アセス後に検討

 
 懸案となっているナフサ分解プラントの中国投資開放について、経済部の関係者は17日、国光石化科技(KPTC)の石化プラント計画と台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(六軽)第5期拡張計画の環境影響評価(環境アセスメント)審査にめどがつくとみられる来年6月以降に改めて検討する考えを示した。18日付経済日報が伝えた。

 行政院環境保護署は、来年6月までに環境評価大会を2回開いて、国光と台プラの計画が環境アセスの審査基準に沿っているか判断すると観測されている。環境アセスがクリアされて投資が正式に決定すれば、台湾に競争力を残すという点でナフサプラントの中国投資解禁の判断材料になるため、経済部は環境保護署の決定を見極めたい考えだ。

 この問題では、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長が16日、早期開放を訴えて経済部を批判していた。