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デルタ、日立からLED電球生産を受託


ニュース 家電 作成日:2009年12月18日_記事番号:T00019951

デルタ、日立からLED電球生産を受託

 
 電源アダプタ最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は先ごろ、日立の発光ダイオード(LED)電球の受託生産を受注した。台湾企業が日系大手企業のLED照明製品を受注するのは初めてで、18日付工商時報は「LED先進国・日本からの受注は、同社の技術が高い評価を受けたことを意味する」と論評した。

 GfKマーケティングサービスジャパンの調べによると、日本市場ではLED電球の平均価格が今年初頭の7,000~8,000円から7月には3,000~4,000円まで値下がりしたことを機に、販売個数が爆発的に伸び、11月は7月の18倍を売り上げている。

 工商時報によると、今月10日に2商品の発売によってLED電球市場に参入した日立は、シャープやパナソニック、東芝にリードを許しており、コスト面での競争力に強みを持つ台湾メーカーへの生産委託が不可欠と指摘。こうした状況の下、デルタが生産の一角を担うことになったようだ。