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LED封止のエバーライト、10年設備投資を85%拡大


ニュース 電子 作成日:2009年12月18日_記事番号:T00019956

LED封止のエバーライト、10年設備投資を85%拡大

 
 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)は、LED応用製品市場の成長を受け、2010年の設備投資額を37億台湾元(約100億円)へと今年比85%増やす計画だ。18日付電子時報が報じた。

 エバーライトは表面実装(SMD)タイプのLEDパッケージングの月産能力を、今年第3四半期末の13億5,000万個から、来年は19億5,000万個まで増強する計画だ。今年末から来年1月にかけて新たな設備を搬入し、第2四半期末までに稼働させる予定だ。

 同業の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)も、テレビ用LEDバックライトの需要増で増収となっており、来年は設備投資に今年の2倍以上となる7億元を充てる計画だ。SMDタイプのLEDパッケージング月産能力は、来年6億~8億個を見込む。

 世界のLED産業全体の設備投資額は、来年2.5~3倍に拡大し、過去最高の規模となる見通しだ。米LED大手、クリーも来年は設備投資を今年の2倍とする計画だ。