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工研院と中華電信、情報通信技術協力で合意


ニュース 電子 作成日:2009年12月18日_記事番号:T00019958

工研院と中華電信、情報通信技術協力で合意

 
 工業技術研究院(工研院)と中華電信は17日、ICT(情報通信技術)分野での協力協定に調印した。工研院はネットテレビ(IPテレビ)、3次元映像処理、クラウドコンピューティング、電子ブックなどに関する12項目の技術移転を行い、中華電信の応用プラットフォームで新サービスの開発を行う。18日付工商時報が伝えた。

 対象技術はこのほか、▽省エネルギー▽遠隔医療▽家庭用即時通信システム▽車載用情報通信システム▽無線位置測定システム▽スマート監視制御システム▽認識システム──など。例えば、IPテレビ分野ではネットワークを通じ、友人と麻雀やカラオケを楽しむようなサービスを来年7月にも導入する。

 調印式に臨んだ工研院の李鍾熙院長は「中華電信のインターネット通信プラットフォームと融合すれば、相互補完的な関係が生まれる。工研院の技術で企業の新分野進出コストを抑制し、よりよい応用サービスの創出を支援したい」と述べた。

 中華電信の張暁東総経理は「工研院の技術を利用し、ICT分野への進出を加速し、スマート型サービスを提供したい」と語った。