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メチルエチルケトン、中国が25%のAD税


ニュース その他製造 作成日:2007年8月9日_記事番号:T00001996

メチルエチルケトン、中国が25%のAD税

 
 中国商務部は8日、台湾と日本およびシンガポールから輸入するメチルエチルケトン(精製油や染料などに使われる有機溶剤の一種)に反ダンピング関税を課し、9日からは台湾から輸入されるメチルエチルケトンに保証金を課すことを決めた。

 台湾区石油化学工業同業公会によると、台湾のメチルエチルケトン輸出先で中国が占める割合は、2003年の74.8%から06年1~9月は25.9%と低下しているが、中国が最大の輸出先であることに変わりはない。

 台湾の税率は25.08%で、中国でメチルエチルケトンを販売していた台湾石化合成と李長栄化学工業に懲罰的関税が課されることになる。中国の反ダンピング措置は通常5年間実施されるため、競争力への影響が懸念されている。9日付経済日報が伝えた。