ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

花蓮沖M6.8地震、死者1人・負傷14人


ニュース 社会 作成日:2009年12月21日_記事番号:T00019964

花蓮沖M6.8地震、死者1人・負傷14人

 
 19日午後9時2分、東部花蓮市の東南沖25.5キロメートルの地点を震源として地震が発生。マグニチュード(M)は過去3年で最大規模の6.8で、花蓮県豊浜郷磯崎村で震度7、台東、宜蘭、雲林、彰化、嘉義、台中と広い範囲で震度5の強い揺れを記録した。地震により桃園県八徳市の倉庫で火災が発生して1人が死亡したほか、建物上部からの落下物に当たるなどにして各地で14人が負傷した。20日付蘋果日報などが報じた。
 
T000199641

地震による強い揺れにより、外壁が崩れ落ちた花蓮のレストラン(19日=中央社)
 
 また、花蓮県瑞穂郷、豊浜郷、秀林郷など9,000世帯で約1時間にわたって停電が発生した。また台湾高速鉄路(高鉄)が地震発生直後から約16分間全面停止し、計27本に影響が出たほか、台湾鉄路(台鉄)も80本に遅れが発生した。携帯電話も多くの地域で一斉に使用されたことから、一時不通となる事態となった。

 今回の地震では台北市でも最大震度4を記録、震度2以上の揺れが38秒にわたって続いた。発生時、台北101ビルの展望台で夜景を楽しんでいた1,000人以上の旅行者からは「ビルが折れるかと思った」と恐怖を語る声が聞かれた。