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タイヤの正新、彰南新工場の投資額200億元に


ニュース その他製造 作成日:2009年12月21日_記事番号:T00019978

タイヤの正新、彰南新工場の投資額200億元に

 
 タイヤ大手、正新橡膠工業は彰南科技園区(彰化県渓洲郷)で計画している新工場設置の投資額を、当初予定の120億台湾元から200億元(約559億円)に拡大する。同社としては過去最大規模の投資となる。卓伯源彰化県長が20日明らかにした。21日付経済日報などが伝えた。

 彰南では台湾域内のバス・トラック用のスチールラジアルタイヤを生産するほか、運営総本部を設置する。投資拡大によって、工場面積を当初計画の40ヘクタールから70ヘクタールへ拡大する。建設は2期に分けて行う計画で、第1期は40ヘクタールの土地に2010年6月に着工、11年6月操業開始で、生産額は年間130億元を見込んでいる。

 投資規模を拡大するのは、タイ工場の拡張をサボタージュ事件によって見送ったこと、および台湾の景気回復、彰化県政府による投資誘致の努力などによるものだ。

 なお、今回の投資拡大により4,000件の雇用機会創出が見込まれている。