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台プラ、河南省に10億ドル投資へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年12月21日_記事番号:T00019981

台プラ、河南省に10億ドル投資へ

 
 来台中の中国河南省台湾訪問団は19日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)を訪問し、同グループの王文淵総裁らと会見した。20日付経済日報によると、王総裁はその席で、今後河南省への投資額は公開している7億米ドルを4割ほど上回るとの方針を伝えたとされる。観測によると、主に華陽孟津発電所(同省洛陽市)の拡張などに投じられるとみられる。

 華陽孟津発電所計画は台プラ傘下の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)を通じて管理を委託しており、総投資額は52億人民元(約670億円)、2012年竣工、発電量は年60億キロワット時(kWh)以上を見込んでいる。出力60万キロワット(kW)の発電機6組のほか同100万kW2組も追加する計画だ。

 台プラグループは、傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)も同省鄭州経済技術開発区に硬質管製造工場(120畝=約800アール)を設置。第一期計画として2,000万米ドルを投じて16本の生産ラインを設置し、既に量産を開始している。