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中台間の物流・倉庫事業、陽明が10月に開始


ニュース 運輸 作成日:2007年8月9日_記事番号:T00001999

中台間の物流・倉庫事業、陽明が10月に開始

 
 陽明海運(ヤンミンライン)傘下、好好国際物流の蘇国応総経理によると、6億台湾元(約21億8,000万円)を投じて高雄港に建設した台湾初の温度制御型多機能物流倉庫がすでに完成し、10月に営業ライセンスを得て、重慶に設置した倉庫および埠頭(ふとう)とともに同月中に営業を開始する見通しだ。

 蘇総経理によると高雄港の新しい温度制御物流園区は、冷凍、冷蔵、恒温の三層から成り、各層は8メートルの高さを持つ。日本のMYCON技術を導入して環境保護にも配慮しており、将来生鮮食品や医療品、バイテク、電子部品などさまざまな需要を満たすことが期待できるそうだ。

 好好は上海松江科技園区の土地約67ヘクタールの50年間使用権についても9月に正式契約を交わし、同地で3期に分けて物流倉庫を建設する。第一期は、コンテナヤードと倉庫施設で1年以内に完成予定で、将来は上海にも温度制御型多機能物流倉庫を建設する計画。9日付工商時報が報じた。