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1〜11月の中台貿易額、前年比22%減=中国統計


ニュース その他分野 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00019997

1〜11月の中台貿易額、前年比22%減=中国統計

 
 中国商務部台港澳(台湾・香港・マカオ)司が発表した統計によると、今年1~11月の中台間の貿易総額は943億5,000万米ドルで、前年比22.9%減となった。うち台湾から中国への輸出は22.3%減の762億2,000万米ドル、中国からの輸出は25.1%減の181億2,000万米ドル、ともに2割以上の減少となった。22日付工商時報が伝えた。

 中台貿易の減少は、主に昨年の金融危機の影響を受けたためとみられるほか、中国製品の輸入が各国地域で制限されたことも要因となったもようだ。

 ただ、今年は1月には前年同期比55.5%減を記録したのに対し、11月までの累計では大きく減少幅が改善しており、最近になり再び中台貿易が活発化していることがうかがえる。

 このほか中国商務部によると、今年1~11月に中国当局が台湾企業に許可した投資案件数は前年同期比6.9%増の2,237件、実際に中国に投資された資金額は同5.5%減の16億2,000万米ドルだった。