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中国オンライン出版の中文在線、来年にも台湾進出か


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020006

中国オンライン出版の中文在線、来年にも台湾進出か

 
 中国最大のデジタル出版物オンライン提供サイトを運営する中文在線(チャイニーズオール)の童之磊総裁は21日、来年にも台湾市場へ進出する考えを表明した。事務所を設立して市場のニーズを把握した上で、導入するビジネスモデルや商品を検討するとしている。22日付工商時報が伝えた。

 同社は中国で出版社200社およびネット作家4万人と提携、年間4万~7万件のデジタル書籍をオンライン出版する。版権の保護については独自の技術を確立し、創業9年でこれまで著作権者と裁判所で争ったことはないという。来月1日からは中国の携帯電話キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)と提携し、携帯電話向けオンライン書籍の提供サービスを開始する。

 現在来台中の童総裁は「優れた中国語コンテンツを多数抱える台湾の出版社や作家と提携したい」と語った。22日から2日間にわたり、電子ブック関連製品に注力する友達光電(AUO)や元太科技工業(PVI)、晶元光電(エピスター)を訪問し、台湾のハードウエアメーカーとの提携の可能性を模索するとしている。