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パルコ、台北駅Qスクエアと出資協議【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020007

パルコ、台北駅Qスクエアと出資協議【表】

 
 パルコ(PARCO)はこのほど、今月初旬にオープンした台北駅北側の複合商業施設「京站時尚広場(Qスクエア)」と提携覚書を交わした。21日付経済日報が投資銀行の情報に基づいて伝えたところによると、早ければ来年第1四半期ごろパルコがQスクエアに1~2割出資し、「PARCO」の商標を掲げる予定だ。現在、出資に関する詳細条件について協議しているという。
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 台湾の小売業者が日本の百貨店と提携するケースは少なくないが、台湾企業と日本の大型商業施設運営企業との提携は初めてだと投資銀行幹部は指摘する。これは、Qスクエアの開発・運営を行う日勝生活科技(ラジウム・ライフ・テック)が目指す方向性が、パルコの業務形態に近いためとみられる。

 両社は将来、南港区や台北県新店市にもショッピングモールを展開して「PARCO」の商標を掲げる考えで、10年以内に年間売上高80億台湾元(約225億円)以上を目指す。新店は2万坪、南港は5,000坪の商業施設の開発を計画している。