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湯円が売れ行き好調、冬至と寒気到来で


ニュース 食品 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020008

湯円が売れ行き好調、冬至と寒気到来で

 
 中華圏で冬至(今年は12月22日)に食べる習慣のある、湯円(もち米の団子)の売れ行きが好調だ。ACニールセンの調査によると、湯円市場(従来型販路を除く)は年間2億7,000万台湾元(約7億6,000万円)規模とされるが、桂冠実業(ローレル)、義美食品、麦肯龍鳳食品、金品調理食品などに加え、新たに西北食品工業(シーベスト)、湾仔碼頭(ワンチャイ・フェリー)も参入している上、最近厳しい冷え込みが続いていることから、今年は3億元を突破すると予想されている。22日付工商時報が報じた。
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厳しい冷え込みの中、士林夜市(ナイトマーケット)の露店でも暖かくて甘い湯円は人気となっている(21日=中央社)
 
 湯円最大手の桂冠実業は、売り上げが伸びるかどうかは「新製品、新販路、新エリア、新調理法」によって決まると指摘。同社は今年新たに考案した、緑茶や蜜香紅茶の中に湯円を投入する「湯円茶」が人気を呼び、湯円の今年の売上高は前年同期比6~7%増になっているという。

 寒気団の到来で、大潤発(RTマート)の湯円売り場ではどのメーカーの製品も売れ行きがよく、また愛買(aマート)でも、先週末の湯円の売り上げは先々週に比べ4~5倍に伸びたという。