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電子ブック産業推進団体が発足、台湾企業の商機拡大目指す【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020011

電子ブック産業推進団体が発足、台湾企業の商機拡大目指す【表】

 
 電子ブック市場での台湾企業の商機拡大を目的とした産業団体「電子閲読産業推動聯盟」が21日、台北市電脳商業同業公会(TCA)の呼び掛けにより発足した。華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)などのパソコンメーカーや中華電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)などの通信キャリア大手、ソフトウエア企業など200社以上が参加した。22日付経済日報が報じた。
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 同団体の会長にはTCAの侯清雄名誉理事長が就任、副会長にはエイサーの黄杉榕副総裁が就任した。黄副会長によると、来年6月に米国の書店チェーン最大手のBarnes&Noble社、グーグル(Google)、中国最大の電子ブックリーダーメーカー、漢王科技を招待し、提携について交渉を行う計画だ。

 なお、来年1月下旬に同社初の電子ブックリーダーの発売を予定している明基電通(BenQ)の王文璨副董事長は、現在台湾が中国で製造された電子ブックリーダーの輸入を認めていないことを指摘し、杜紫軍・経済部工業局長に対し早期に輸入開放リストに加えるよう訴えた。

 経済部は2013年時点で電子ブック産業の生産額1,000億台湾元(約2,800億円)を目指している。