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作成日：2009年12月22日_記事番号：T00020012
ＡＵＯの11月大型パネル出荷、「奇美電＋群創」上回る
市場調査機関の統計を基に22日付工商時報が報じたところによると、友達光電（ＡＵＯ）の11月大型液晶パネル出荷枚数世界シェアは18％で、来春合併予定の奇美電子（ＣＭＯ）と群創光電（イノルックス・ディスプレイ）を合わせた17％を上回った。
世界シェアは首位から順に、▽ＬＧディスプレイ（ＬＧＤ）、25.5％▽サムスン電子、23.2％▽ＡＵＯ、18％▽奇美電、13.7％▽群創、3.4％──。
市場調査機関は、現在のパネル供給不足について、川下メーカーがパネル価格が底を打ったと判断していること、および来年は景気回復に伴い応用先製品の需要増が期待できるため、こうした製品のブランドメーカーと受託生産メーカーが在庫補充に動いているためと指摘した。その上で、パソコン用パネル価格は12月末～来年１月初旬に上向くという予測を示した。
