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UMCの山東省LEDエピウエハー工場、エピスターと合弁設置


ニュース 電子 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020016

UMCの山東省LEDエピウエハー工場、エピスターと合弁設置

 
 先ごろ、中国山東省に発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハーメーカー「冠銓光電」を設立すると発表したファウンドリー大手、聯華電子(UMC)がこのほど、新会社をLED用エピウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)との折半出資とすることを決めた。エピスターがエピウエハーの製造を担い、UMCは川下の応用開発を担当する。周銘俊エピスター総経理は21日、「生産能力、提携モデルの詳細は現在検討中」とコメントした。22日付工商時報が報じた。

 エピスターは21日の董事会で「冠銓光電」に800万米ドルを投じること、および江蘇省常州市の生産拠点に1億2,000万米ドルを上限としてエピウエハーおよびチップ生産ラインを段階的に設置することを決議した。

 エピスターは、今年の海外預託証券(GDR)発行により1,200億台湾元(約3,360億円)という十分な資金を抱える。同社は今年、UMC、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の大手グループと相次いで提携しており、証券会社から長期的な発展の可能性に高い評価を受けている。