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ペガトロン董事長、「ASUSとの同時上場に努力」【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月22日_記事番号:T00020017

ペガトロン董事長、「ASUSとの同時上場に努力」【表】

 
 華碩電脳(ASUS)が和碩聯合科技(ペガトロン)を経営分離(スピンオフ)することに対する投資家の疑念に対し、ペガトロンの童子賢董事長は21日の説明会で「ASUSとの同時上場を優先的に解決すべき問題と位置付けていく」と述べ、投資家に理解を求めた。22日付自由時報が伝えた。
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 童董事長は、ASUSとの経営分離の必要性を重ねて強調した上で、同時上場問題について、「個人投資家から機関投資家、社内の経営部門は同時上場を強く望んでおり、さもないと公平性の問題を解決できない。監督機関からも前向きな回答が寄せられており、(関係方面と)意思疎通を続けていく」と説明した。

 また、ペガトロンの程建中総経理は、経営分離が業績にマイナスになるとの一部懸念について、「ノートパソコンの受注はめどが付いており、既存顧客からの受注は引き続き増えると見込まれる。ただ、大口顧客の開拓は当面困難で、短期、少量の受注が主体となる。2011年には受注が大幅に伸びて、ノートPCの出荷量は30%以上の増加が見込まれる」と説明した。