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中台間の租税協定見送り、「単なる技術的問題」=陸委会


ニュース その他分野 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020029

中台間の租税協定見送り、「単なる技術的問題」=陸委会

 
 22日に行われた中台窓口機関の第4回トップ会談(江陳会)では、当初4項目の文書に署名が予定されていたが、租税関連の合意文書は土壇場で署名が見送られた。署名見送りの理由について、一部メディアは主権問題との関連性を指摘したが、行政院大陸委員会(陸委会)の劉徳勲副主任委員は「純粋にテクニカルな問題で合意に至らなかった。評価と検討にさらに時間が必要だ」と説明した。その上で、「表面的に先に署名を行い、後で合意実行が困難となれば、合意は完全なものではなくなる可能性がある」と述べ、署名見送りに理解を求めた。23日付工商時報が伝えた。

 台湾側の窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長も、「租税協議は非常に専門的な問題で、テクニカルな問題の解決が必要なことを確認した上で、双方は窓口機関同士で交渉を継続することにした」と説明した。