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ECFA、中国側が早期締結をけん制


ニュース その他分野 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020030

ECFA、中国側が早期締結をけん制

 
 22日台中市で開かれた中台の窓口機関によるトップ会談(第4回江陳会)で、来年上半期に中国で開催される第5回江陳会では両岸経済協力枠組み協議(ECFA)と知的財産権保護を主要議題とすることで合意がなされた。ECFAは早ければ来年1月から専門家レベルの協議がスタートする。しかし、中国・海峡両岸関係協会(海協会)の鄭立中副会長は会談後の記者会見で、「ECFAにはタイムスジュールを設けるべきではなく、来年5月に完成すると(事前に)決めてはならない」と発言した。

 ECFAをめぐり中台間で依然解決に取り組むべき相違点が残っているため、慎重に当たる立場を示したものとみられ、23日付経済日報は鄭副会長の発言について「第5回江陳会でのECFA締結に不確定要素を投じた」と報じた。