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中信銀と台新銀など、銀聯カード発行に意欲


ニュース 金融 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020033

中信銀と台新銀など、銀聯カード発行に意欲

 
 中国の銀行が発行するキャッシュ・クレジットカードの「銀聯カード」の台湾での利用増を好感し、中国信託商業銀行(CTB)や台新銀行、第一商業銀行(ファーストバンク)が中国在住の台湾人ビジネスマンなどを対象にした同カードの発行に意欲をみせている。ただ発行には、▽中国支店設立後満3年を経過▽2年以上の黒字を記録──が条件となる上、人民元業務取り扱い資格が必要となるため、中台双方で関連法規の規制緩和が前提となる。23日付経済日報が伝えた。

 銀行間ネットワークシステムを運営する財金資訊(FISC)によると、今年第3四半期までの銀聯カード発行数は20億枚以上、デビットカードとしての利用が91.6%で、中国での小売消費総額の30%を占めるまでに成長した。台湾でも利用開放以降、同カードによる消費額は20億台湾元(約57億円)を超える。最近では中国農業銀行と中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)が台湾を訪れる中国人観光客を対象とした企画クレジットカード「銀聯金穂台湾旅遊カード」を発行した。