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小学館が高雄進出へ、デジタルコンテンツ産業発展に期待


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020035

小学館が高雄進出へ、デジタルコンテンツ産業発展に期待

 
 小学館は22日、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエア・テクノロジー・パーク)への1月進出に向け、経済部加工出口区管理処と提携覚書に署名した。署名式典には台湾のハード・ソフトウエア大手が多く出席した。小学館の高雄進出は今後、同園区デジタルコンテンツ産業で多くの提携を生み出すと期待されている。23日付工商時報などが報じた。
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提携覚書を交わす黒川和彦・小学館取締役(左)と欧嘉瑞・加工出口区管理処長(右)(22日=中央社)

 小学館の黒川和彦取締役は、同社は紙媒体の出版縮小に伴い、10年近く教材のデジタル化に尽力しており、今回の高雄進出で台湾から世界へと展開を広げたいと抱負を述べた。台湾企業との提携分野として、手頃な価格のデジタル補助教材システム(DDS)開発、日本で最新の小学校向けデジタル教材の中国語バージョン開発などを考えているという。

 欧嘉瑞加工区管理処長は、「小学館の国際的な知名度、オリジナル作品の育成・商品化の経験を借り、今後台湾は中国語圏のデジタル教育、製品開発の集積地となる」と期待感を示した。