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ビジオの液晶TV出荷、来年800万台目標


ニュース 家電 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020043

ビジオの液晶TV出荷、来年800万台目標

 
 米テレビブランド、ビジオ(VIZIO)のウィリアム・ワン(王蔚)最高経営責任者(CEO)は22日、来年の液晶テレビの目標出荷台数を800万台に設定、今後2~3年以内に年間で1,000万台以上を目指す考えを示した。23日付工商時報などが伝えた。

 今年の出荷台数は約600万台。99%が米国市場向けで、現在、米国液晶テレビ市場でシェア21.7%で首位だ。今後はカナダ、メキシコ、南米など米国に近接した市場や、台湾、日本などのアジア市場でのシェア獲得を目指す。来年は米国市場での販売割合が95%、その他の市場で5%と見込んでいる。

 ビジオの液晶テレビの受託生産は、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)が70%、冠捷科技(TPVテクノロジー)が20~30%の割合で担当している。今年は新たに鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)にも生産委託を開始した。イノルックスの受託比率は来年、19インチ型、23インチ型などの小型液晶テレビを中心に5~10%に上昇する可能性がある。