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電子部品商社のソロモン、達威光電を傘下に


ニュース 電子 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020044

電子部品商社のソロモン、達威光電を傘下に

 
 電子部品商社の所羅門(ソロモン・テクノロジー)は22日、液晶ディスプレイモジュール製造・販売の、達威光電(データ・ビジョン)の増資引き受けにより出資比率を53.4%に引き上げ、同社を傘下に収めたと発表した。23日付経済日報が伝えた。

 ソロモンはこれまで傘下の投資企業を通じて1%未満の達威株を購入、既に董事4席と監事2席の役員ポストを確保していたが、今回7,000万台湾元(約2億円)で1,825万株を取得、出資比率を過半数に引き上げ経営権を掌握した。

 ソロモンの江振村董事長兼総経理は、今後達威光電では、調達コストの抑制により利益獲得能力を向上させたいとの考えを示した。

 ソロモンはまた、産業用オートメーションのパワー、制御、情報ソリューションの世界的大手、米ロックウェル・オートメーションの台湾総代理権を獲得した。同社は周辺製品メーカー20社余りと協力し、オートメーション関連の製品ラインナップを充実させる方針だ。さらに、来年第1四半期中に同業務の展開を中国にも広げる計画だ。