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台中のWiMAX試験サービス、遠伝が年内開始を宣言


ニュース 電子 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020045

台中のWiMAX試験サービス、遠伝が年内開始を宣言

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は22日、台中市で次世代高速無線通信技術WiMAX(ワイマックス)試験サービスを年内に開始すると発表した。市内の公共施設15カ所に無料体験コーナーを設け、さらに160人の低所得者および心身障害者に2年間の無料接続を提供する。23日付自由時報などが報じた。

 年明けに正式サービスの開始を予定している遠伝は同日、WiMAXサービスの月額使用料について、599台湾元(約1,700円)で使い放題とするプランを発表した。大手3社の第3~3.5世代(G)向けプラン699~850元よりも安く、業界最安値の威宝電信(ビボテレコム)の449元プランに迫っており、モバイルインターネットサービスの価格競争が今後激化しそうだ。

 遠伝の鄭智衡副総経理は、WiMAXがサービスに加わることで、来年はモバイルインターネットユーザーが台湾市場全体で200万件と、今年の70万件から2倍以上成長すると好感している。

 遠伝は台中に続き、来年第1四半期以降、彰化、雲林、嘉義でもWiMAXネットワークの敷設を進める。