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アボコム、スカイワースに3G携帯供給


ニュース 電子 作成日:2009年12月23日_記事番号:T00020047

アボコム、スカイワースに3G携帯供給

 
 通信機器メーカーの友旺科技(アボコム・システム)は22日、中国・創維集団(スカイワース)傘下の携帯電話キャリア、創維移動通信技術(スカイワース・モバイル・コミュニケーション)に対し、アンドロイド・プラットフォームの携帯電話を設計、供給することで同社と戦略提携を結んだと発表した。23日付工商時報が報じた。

 アボコムは来年第1四半期に11機種の携帯電話をスカイワース・モバイルに供給し、通年では第2.75世代(2.75G)および第3世代(3G)携帯合わせて計40機種に達するとしている。

 スカイワース・モバイルは現段階で中国携帯電話市場でのシェアはそれほど大きくなく、今年の携帯販売台数は100万台余り、来年の目標は300万台だ。2Gと3Gの割合がほぼ半々で、アボコムによる供給が3~4割に達する見通しだ。

 アボコムは携帯電話に参入して1年で、3Gチップは米マーベルにライセンス料200万米ドルを支払って技術を獲得。OS(基本ソフト)とユーザーインターフェースは既に開発済みだ。2.75G機種は旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)傘下の迅宏科技(インフォマックス・コミュニケーション)からベースバンドチップの供給を受けている。