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迅杰科技の増資、華碩電脳が引き受け


ニュース 電子 作成日:2007年8月9日_記事番号:T00002005

迅杰科技の増資、華碩電脳が引き受け

 
 華碩電脳(ASUS)は8日、ノート型パソコンのキーボード制御ICを生産する迅杰科技(ENEテクノロジー)の第三者割当増資を引き受けると発表した。増資枠の半分を華碩電脳が引き受け、残りはアナログIC大手の立錡科技(リッチテック・テクノロジー)などが出資する。9日付経済日報が伝えた。

 迅杰科技はキーボード制御ICの国際最大手で、競合相手の聯陽半導体(ITE)が聯華電子(UMC)系だったのに対し、独立経営を守ってきた。今回の増資は主要顧客の華碩電脳との関係強化を図るものだ。華碩電脳と立錡科技は、迅杰科技に役員を派遣する。

 華碩電脳は7,500万台湾元で迅杰科技の株式2.3%を取得。このほか、子会社の華旭投資を通じ1.6%を取得し、出資比率は合計で3.9%となる。迅杰科技への出資はノート型パソコンのサプライチェーンを強化し、キーボード制御ICの安定供給を確保する狙いがある。