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作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020054
今時の結婚披露宴、5割が「親のため」
インターネット上で遠東グループのポイントカード「HAPPY GO」の会員向けサービスを提供している「GO SURVY市調網」がリサーチ会社「柏克市場研究顧問」と共同実施した結婚に関するアンケート調査によると、回答者の5割以上が「結婚披露宴をするのは親のため」と答えていたことが分かった。
今回のアンケート調査では、ここ1~2年に結婚した会員、あるいは結婚したいと思っている会員を対象に行われた。
その結果、69%が適齢期を迎えたことが結婚の決め手となったと回答。そのほかの理由として「親から催促されたから」が20%以上、「子供が欲しいから」が12%、「相手の条件が良いから」が9%。共働きが一般的な台湾だが「相手に養ってもらいたいから」も4%あった。
また、男女間で結婚したいと思う年齢や動機にもかなりの温度差があることが分かった。女性では「30~39歳に」結婚にしたい、または結婚したという割合が5割以上を占めた一方、男性では「35~39歳」が5割以上となり、その主な理由も「親の催促」だった。
また、披露宴をする理由は「親のため」が50%と最も多く、「ご祝儀をもらうため」が約20%。「メンツのため」は11%と、披露宴をしなければ格好がつかないと考えている人の比率は約1割にとどまった。
披露宴会場を決める際に重視するポイントとして「料理」「交通」とともに挙げられた「予算」は、不況のあおりを受けて細かく検討を重ねる傾向にあり、価格も低めに抑えられて1卓1~2万台湾元となっている。
一方、ハネムーンで最も人気があるのは、海外への自由旅行。結婚したいと思っている人のうち、約5割が「一生に一度のハネムーンは自分で手配したい」と考えている。行きたい渡航先は、ニュージーランド、オーストラリア、グアム、ハワイなどが約4割と人気を集めた。