ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

10年の中央政府起債規模、過去最高の7700億元【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020056

10年の中央政府起債規模、過去最高の7700億元【表】

 
 財政部は23日、2010年度の公債発行計画を発表した。今回組まれた起債総額5,147億台湾元に当初から発行が決まっていた国庫債券の発行額を加えると、起債総額が合計で過去最高の7,700億元(約2兆2,000億円)に達することが分かった。24日付経済日報が伝えた。
T000200561

 
 財政部は「金融危機の影響で歳入が激減したため、起債規模が大幅に増えた」と説明した。その上で、起債規模の増加は、起債による公共事業で経済発展を下支えする狙いがあるとした。

 財政部はまた「単年度での多額の起債は短期的なもので、来年景気が回復し、税収が安定すれば、起債規模は自然と減少する」との見方を示した。

 中央政府による10年度の公債発行は前年より2回多い15回で、2004年以来6年ぶりに30年物の発行も視野に入れている。