ニュース 家電 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020070
シャープ製品の輸入・販売を手掛けるシャープと声宝(サンポ)の合弁、夏宝公司は、来年の液晶テレビの販売台数目標を、今年比4,000~5,000台増となる2万台に置いている。今後、中価格帯機種導入により2012年に販売台数を6万台に伸ばし、台湾市場でのシェアを現在の1%から10%まで拡大する計画だ。24日付工商時報が報じた。
シャープは23日、バックライトに発光ダイオード(LED)を採用した液晶テレビ4機種(40、46、52、60インチ)を発表した。同製品は、堺市の同社第10世代工場のパネルが使われており、価格は8万9,000~26万9,000台湾元(約25万~76万円)で、同水準の他社製品と比べ2万~4万元割安となっている。
新製品発表のため来台した横田雅浩・シャープ液晶デジタルS第5事業部長は同日、「来年液晶テレビの末端販売価格は、消費者のニーズに応じ下落はするが、今年のような大幅なものとはならない」との見通しを示した。当面の液晶パネル価格の動向については「テレビ向け製品は中国市場での春節(旧正月)シーズンの販売状況が鍵となる」と指摘した。
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