ニュース 電子 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020072
華碩電脳(ASUS)は、先ごろ発表した傘下の受託生産部門、和碩聯合科技(ペガトロン)の経営分離(スピンオフ)が実現した後、鴻海精密工業へのノートパソコン生産委託を拡大するとみられる。現在ペガトロン以外で唯一ASUSのノートPC生産を受託する鴻海は来年、ASUSからのノートPC受注台数が倍増して300万台を超えると予想され、ノートPC総出荷台数は通年で700万台を突破する可能性も出ている。24日付工商時報が報じた。
ASUSと鴻海は、今年第3四半期から来年向けのノートPC新機種についての協議を開始しており、多くの機種を鴻海が受託する見込みだ。ただ、鴻海での生産はEMS(電子機器受託生産サービス)方式での受注となり、製品設計は依然ASUSが受け持つことになる。
なお、ASUSは今年上半期、鴻海に対し15.4インチ型機種の委託を決めたが、ペガトロンの受注が不調だったことや不景気の影響から、鴻海への委託は150万台にとどまり200万台の目標には届かない見通しだ。
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