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台北市でWiMAXサービス、全球一動が来年Q1開始


ニュース 電子 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020073

台北市でWiMAXサービス、全球一動が来年Q1開始

 
 23日、新竹で次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービスを正式にスタートさせた全球一動(グローバル・モバイル)の何薇玲董事長は、台北市でも来年第1四半期に、試験サービスを開始する計画を明らかにした。台北市には基地局を合計40基設置する考えで、まず内湖区に設置、その後他の区に広げる予定だ。24日付電子時報などが報じた。
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全球一動の何薇玲董事長(後列左)は、「2010年は4G通信にとって重要な1年となる」と語った(23日=中央社)
 
 北部でのWiMAX事業ライセンスを持つ全球一動は、エリアごとにネットワークを拡大していく方針で、3年以内に北部人口の70%をネットワーク内に収めることを目標に30億台湾元(約85億円)の投資を行う。新竹県市、台北県市、桃園県を主要エリアとする考えだ。

 23日サービスをスタートさせた新竹市では、既に70基の基地局を設置しており、カバー範囲は96.8%に達している。新竹科学工業園区(竹科)を主なターゲットとし、同市人口の15%をユーザーとして獲得したい考えだ。同市のサービスでは、WiMAX事業者として初めて「体験料金プラン」(月額基本料金179元、月15時間まで無料)を打ち出してアピールしている。