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AUO第8.5世代后里工場、量産前倒しへ


ニュース 電子 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020076

AUO第8.5世代后里工場、量産前倒しへ

 
 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)の李焜耀董事長は23日、第8.5世代第2工場(中部科学工業園区后里基地)の量産開始時期を来年下半期に前倒しする意向を明らかにした。24日付経済日報が伝えた。

 李董事長は「クリスマスや春節(旧正月)に向けた需要で、生産能力は不足した状態だ」と述べた上で、第2工場の建物工事が来年初めにも完了するのを待って、当初来年末から開始する予定だった生産設備の設置作業を前倒しして進める方針を示した。

 中部科学工業園区にあるAUO工場には同日、中国の海峡両岸関係協会(海協会)の鄭立中副会長が訪れ、同社が液晶パネル工場を中国に設置することに改めて期待感を示した。

 李董事長は「既に中国での工場投資に向けた準備は整えており、政府が首を縦に振るのを待っているところだ」と述べ、鄭副会長と固く握手を交わした。

 中国での工場建設地について李董事長は「まだ決まっていない」と述べたが、同社が既に液晶パネルの後工程工場を設置している蘇州、アモイが候補地として有力視されている。