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封止・検査2社の特許訴訟、1審は華東が南茂に勝訴


ニュース 電子 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020077

封止・検査2社の特許訴訟、1審は華東が南茂に勝訴

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)および百慕達南茂科技(チップモス・テクノロジーズ・バミューダ)が、同業の華東科技(ウォルトン・アドバンスト・エンジニアリング)とその子会社を特許権の侵害で訴えていた裁判で、高雄地方法院は南茂2社の訴えをともに退ける1審判決を下した。南茂側はこれを不服として控訴する構えだ。24日付電子時報が報じた。

 南茂2社は2006年9月に華東科技が同社の特許権を侵害したとして提訴。これに対し華東科技も07~08年、経済部智慧財産局(知財局)に南茂の特許(11項目)は無効だと訴え反撃に転じた。ただ、今月に入り知財局は、南茂の特許2項目に関しては華東科技の訴えは成立しないとの判断を示している。

 今回の1審判決で裁判所と智財局の見方が分かれた格好となったが、南茂が控訴の構えを見せ、華東科技の智財局への訴えも残り9項目で審議が続いており、最終的な結論はもうしばらく先となりそうだ。