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宏碁と聯想、パッカードベル買収を争う


ニュース 電子 作成日:2007年8月9日_記事番号:T00002009

宏碁と聯想、パッカードベル買収を争う

 
 中国・聯想集団(レノボ)が、欧州3位のパソコンブランド、パッカードベルの買収計画を発表した。宏碁(エイサー)もパッカードベル買収の意思があるとの観測が流れており、世界第3位の座をめぐる宏碁と聯想の争いはさらに激しくなっているようだ。9日付経済日報が伝えた。

 パッカードベルはオランダに総本部を構える欧州シェア第3位(10%)のパソコンメーカーで、主な市場は欧州、中東、アフリカ、および中南米。フランス、ポルトガル、英国などの市場で比較的強い地位を築いている。

 アナリストによると、ハイクラスノートPCに強いパッカードベルは、ミドル、ハイクラスノートPCが比較的弱い聯想にとって、欧州市場で宏碁に対抗するための理想的な選択。一方、宏碁はパッカードベル以外にも数社の買収計画を進めており、第4四半期までには発表されるとみられる。