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有害ゲームや新聞記事に規制、児童少年福利法改正へ


ニュース その他分野 作成日:2009年12月25日_記事番号:T00020090

有害ゲームや新聞記事に規制、児童少年福利法改正へ

 
 行政院は24日、不適切な表現、描写を含む新聞記事やゲームソフト、インターネット上のコンテンツが青少年に悪影響を与えることを防ぐため、規制強化策を盛り込んだ児童少年福利法改正案を閣議決定した。25日付聯合報が報じた。

 改正案はゲームソフト、新聞記事などを規制対象に含め、不適切な内容には閲覧制限を加えるとしている。

 インターネットに関しては、言論の自由への配慮や、海外サイトの規制が不可能な点などを考慮し、直接的な規制対象には含まれなかったが、インターネット接続業者に青少年保護策を取ることを要求した。不適切な内容を児童、少年が閲覧できないようにする適切な措置を怠った業者には、6万~30万台湾元(約17万~85万円)の罰金が科される。

 また、蘋果日報の動画ニュース「動新聞」が不適切な描写で社会問題化したことを踏まえ、新聞記事に関しては、暴力行為やわいせつ行為の細部を描写することを禁止する規定が盛り込まれた。違反した新聞社の責任者には10万~50万元の罰金が科される。