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中台医療協力文書、次回の江陳会で署名へ【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年12月25日_記事番号:T00020092

中台医療協力文書、次回の江陳会で署名へ【表】

 
 王金平立法院長は24日、新薬臨床試験の相互認証など医薬品分野での中台協力を目指す文書が、次回の中台民間トップ会談(江陳会)で署名されるとの見通しを明らかにした。新薬臨床試験の相互認証が実現すれば、中国の医薬品市場への台湾企業の参入障壁が大幅に緩和される。25日付経済日報が伝えた。
 
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 バイオ技術振興団体、中華民国生技産業策進会(生策会)の発起人を務めた王立法院長は、製薬会社の上場説明会であいさつし、医薬品分野の中台協力について、今週開かれた第4回中台民間トップ会談(江陳会)で基本合意に達し、今後は台湾側の行政院衛生署と中国の衛生部との間で実質的な交渉が進むとの認識を示した。その上で「第5回民間トップ会談で協力文書に署名することが目標だ」と語った。

 来年1月19日には生策会主催による新型インフルエンザに関する研究会議が台湾で開かれ、中国衛生部の黄潔夫第一副部長らが出席する予定だ。これに合わせ、衛生署は中国側と新薬臨床試験の相互認証問題について協議を行う予定だ。