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クアンタとインベンテック、重慶市政府と工場新設契約へ 【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月25日_記事番号:T00020107

クアンタとインベンテック、重慶市政府と工場新設契約へ 【表】

 
 25日付工商時報がロイターの報道を基に伝えたところによると、中国・重慶市での工場新設の観測が出ていたノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と英業達(インベンテック)は、来年1月にも重慶市政府と関連事項の覚書を締結するもようだ。両社ともヒューレット・パッカード(HP)向けに受託生産を行う見込みだ。
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 これについて重慶市政府は「協議中なので詳細は明らかにできない」としている。ただ、同市の当初計画によると、HPの主要受託メーカーすべてが2012年までに量産に入り、初年度出荷台数は2,000万台に上る見通しだ。関連サプライチェーンの生産額は重慶の工業生産額の3分の1、2,000億人民元(約2兆7,000億円)に達する予想だ。

 なお、鴻海科技集団(フォックスコン)も今年8月にHPと共同で、重慶市政府と生産基地開発に関する投資契約を締結しており、10億米ドルの投資を行う。工商時報は「今後重慶は台湾系電子メーカーの新たな競争の舞台となる」と指摘している。