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作成日：2010年1月4日_記事番号：T00020120
自転車のジャイアント、第２のブランド発売へ
自転車最大手の巨大機械工業（ジャイアント）は、老舗ブランド「捷安特（ジャイアント）」に続く第２の独自ブランド「モメンタム」を2010年第１四半期に台湾と中国で投入する。12月30日付工商時報が伝えた。
劉金標同社董事長は「新ブランドはファッショナブルで、通勤など日常生活に使われることを想定しており、さまざまな価格帯の商品群をそろえる」と述べた。現在レジャー、スポーツ用で中高価格帯が中心の「捷安特」ブランドとは一線を画す。
一方、26日付工商時報によると、ジャイアントは中国江蘇省昆山経済技術開発区に新工場を建設することを董事会で決議した。主に自転車のシャーシ、フロントフォークを生産する。投資額は1,500万米ドル。10年末か11年初めの操業開始を見込む。
ジャイアントは既に昆山市に自転車組み立て工場、電動自転車工場、アルミ合金工場を保有しており、新工場は４カ所目の工場となる。
また、天津工場では操業開始から２年で生産能力が不足する状況となったため、2,000万人民元（約２億7,000万円）を投資して、生産能力を年100万台から130万台へと引き上げる。
