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富邦金控の損保会社、中国当局が認可【表】


ニュース 金融 作成日:2010年1月4日_記事番号:T00020121

富邦金控の損保会社、中国当局が認可【表】

 
 富邦金融控股は12月28日、中国での損害保険会社の設立に中国保険監督管理委員会(保監会)から認可が下りたことを明らかにした。傘下の富邦人寿保険と富邦産物保険の折半出資による新会社は「富邦財産保険」で、福建省アモイ市を本拠地とする。資本金は2億人民元(約27億円)。中台間の金融監督に関する覚書(MOU)締結後、台湾金融機関の中国進出が中国側の認可を受けた第1号となった。29日付聯合報が伝えた。
 
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 富邦金控は、香港子会社、富邦銀行(香港)を通じアモイ市商業銀行に出資するなど、アモイを
中国市場進出の足掛かりとしている。蔡明忠同社董事長は「富邦財産保険は将来的にアモイ商銀と戦略提携を結び、台湾系企業のみならず、その他外資系企業、中国内企業も対象に広く顧客を開拓したい」との方針を語った。

 台湾系損保会社の中国進出は、国泰金融控股が2008年に上海に設立した「国泰財産保険有限責任公司」に続き2社目となる。