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自動車・二輪車
作成日:2010年1月4日_記事番号:T00020128
台北国際オートショー閉幕、約1400台を販売
12月26日から1月3日まで世界貿易センター1号館(台北市信義区)で開催された国際新車展示会「第18回台北車展」(台北国際オートショー)は、9日間の会期で入場者延べ15万人を集め、販売実績は1,400台近くに上った。中でも、初参加の裕隆集団の自社ブランド「LUXGEN」は306台を売り上げ、ブランド別で首位となった。4日付蘋果日報が伝えた。
車種別で最も人気だったのは今展示会が初公開となった「LUXGEN」のスポーツ多目的車(SUV)仕様車「7SUV」で、納車は今年6月にもかかわらず販売台数は200台を上回った。同クラスの輸入車の約半額、83万8,000台湾元(約240万円)からという価格も魅力のようだ。
なお、ブランド別の人気2位となったのはボルボで、2年前の前回から36%増の221台を売り上げた。3位の日産は前回比43%成長の186台で、昨年末で打ち切りとなった貨物税(物品税)減免措置の適用車種、小型車の「ティーダ」が好調だったという。
ホンダの販売台数は、前回から20台減少し80台だった。同社は、昨年末に非常に多くの受注を獲得したため、納車の大幅な遅れを懸念し、あえて展示会では販売を強化しなかったと説明した。