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10年の小型車輸入割り当て、国瑞汽車が最多【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年1月4日_記事番号:T00020130

10年の小型車輸入割り当て、国瑞汽車が最多【表】

 
 自動車各社に対する2010年度の小型自動車輸入割り当て台数が12月29日に発表され、計1万260台のうち、トヨタ車を製造する国瑞汽車が3,415台と最多を確保した。今回の割り当てに従い、各業者は欧米、日本、韓国から小型自動車を輸入できるが、中国からの輸入については依然不可となっている。30日付工商時報が報じた。

 トヨタ車の販売を担う和泰汽車の主管によると、今回発表分とは別枠の日本車限定の小型車輸入割り当て(第1次)を合わせると、同社の来年度輸入割り当ては1万6,100台に上る。内訳は、▽SUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」、約1万台▽ハイブリッド車(HV)「プリウス」、1,000台以上▽「レクサスGS、RX、LS」のハイブリッドモデル、3,000台以上──。

 日産車を製造する裕隆日産汽車の来年の割り当ては1,590台。同社は来年からSUV「エクストレイル(X-TRAIL)」の販売をやめ、SUV「ローグ(ROGUE)」を主力とする計画だ。

 スズキは来年、太子汽車への生産委託を見合わせるため、販売を担う金鈴汽車(タイワン・スズキ・オートモービル)は輸入で全車を賄う方針だが、割り当て台数は356台と、販売目標6,000~7,000台とはかなりの落差がある。
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