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作成日：2010年1月4日_記事番号：T00020132
新ＡＳＵＳとペガトロン、６月同時上場へ
華碩電脳（ＡＳＵＳ）は１日、董事会で和碩聯合科技（ペガトロン）の経営分離（スピンオフ）計画を一部見直し、経営分離と減資の期日を当初予定の７月１日から６月１日へと繰り上げた。これにより、経営分離後の新ＡＳＵＳとペガトロンは６月24日に同時上場するめどが付いた。２日付工商時報が伝えた。
ペガトロンの経営分離を巡っては、ペガトロンの上場時期がＡＳＵＳ株の取引再開より数カ月遅れる可能性があることに外国人株主が不満を表明し、２月の臨時株主総会で経営分離計画に反対する姿勢を示していた。同時上場の実現で外国人株主との対立は解消に向かいそうだ。
ＡＳＵＳは経営分離のプロセスも簡素化し、ペガトロンの株式を新たに設立する投資持ち株会社に譲渡する当初構想ではなく、既存の和碩国際投資に譲渡する方式に改める。その上で、和碩国際投資は100％子会社となったペガトロンを合併し、ペガトロンが存続会社となる形で株式上場を申請する。
