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インベンテック、第2生産基地建設は重慶市に決定


ニュース 電子 作成日:2010年1月4日_記事番号:T00020133

インベンテック、第2生産基地建設は重慶市に決定

 
 ノートパソコン受託生産大手の英業達(インベンテック)は12月28日、中国・重慶市政府と第2生産基地建設に関する投資協議書を締結したと発表した。今後5年間で8億米ドルを投じ、年間生産額100億米ドルを目指す。29日付経済日報が伝えた。

 同社は上海市浦東にある工場5基のうち4基が既にフル稼働となっており、2011年にさらなる需要増が見込めるため、第2生産基地の建設を決定していた。

 ノートPC業界では今年の需要に備え、中国での生産能力拡張の動きが活発化している。緯創資通(ウィストロン)は、江蘇省泰州市で第2生産基地の建設計画を進めている。10年8月にテスト生産、第4四半期に量産に入る計画とみられているが、時期が前倒しされる可能性もある。当初は月産能力100万台、2012年には同600万台まで引き上げる計画のようだ。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、江蘇省昆山市に第2生産基地建設を計画している。投資総額1億8,000万米ドルで、本部、研究開発(R&D)センター、ノートPC工場4基の設置を予定している。