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新型インフルワクチン、5歳児が接種27日後に死亡


ニュース 社会 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020141

新型インフルワクチン、5歳児が接種27日後に死亡

 
 先月3日に診療所で新型インフルエンザ台湾産ワクチンの接種を受けた台中県外埔郷の5歳男児が、18日から下痢や発熱の症状を発症した上、嘔吐(おうと)を繰り返し、30日に敗血症と多臓器不全を併発して死亡したことが明らかになった。男児の母親はワクチン接種と関連があるのではないかと指摘している。5日付蘋果日報が伝えた。

 行政院衛生署疾病管制局(疾管局)は、死因としてライ症候群の疑いを挙げたが、 母親は、男児は生前非常に健康だったためこの説明は受け入れ難いとしている。

 台中県衛生局の陳南松局長は、真相の究明を求める遺族に対し、解剖の結果を待って救済措置の申請支援を行いたいとしている。

 一方、衛生署が設けた予防接種による被害認定を行う「預防接種受害救済審議委員会」では、4日までに39件の救済申請を受け付け、審査の終わった11件のうち10件を退け、1件に対し救済金5万台湾元(約14万6,000円)の給付を決定した。