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MRT文湖線、6度目の異臭騒ぎ


ニュース 運輸 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020146

MRT文湖線、6度目の異臭騒ぎ

 
 4日午前9時ごろ、台北MRT(都市交通システム)文湖線の車両が西湖駅付近で異臭が発生したため停車、200人が緊急避難するトラブルが起きた。台北市捷運工程局によると異臭騒ぎは試験運行期間を合わせ6度目で、同局はシステム担当のカナダ・ボンバルディア社などに問題の解決を求めているとしている。5日付自由時報が伝えた。

 台北捷運公司はトラブルの発生原因について、「ブレーキパッドとブレーキディスクの間隔が狭過ぎたため、摩擦が続いて焦げたような臭いが発生したと考えられる」と説明した。

 なお、捷運工程局の陳椿亮局長によると、文湖線では車両両側のタイヤの温度差が5度に達するとシステムが自動的に検知することになっているが、4日は温度差が400度に達したにもかかわらず検知できなかった。このため同局ではセンサーの設置位置を再検討する方針だ。