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鴻海の3C販売、中国市場攻略を本格化


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020148

鴻海の3C販売、中国市場攻略を本格化

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)は、中国3C(コンピュータ、通信、家電)販売市場制覇に向け、オンラインショッピングサイト「飛虎楽購」を近くオープンする。広東省深圳市には同サイトの店舗2カ所を出店済みで、今後出店ペースを加速するとみられる。5日付蘋果日報が中国紙「第一財経日報」を引用し伝えた。

 FHIは従業員に中国の出身地で加盟店をオープンさせる手法で、地方に一気に小売店舗網を拡大する構えだ。

 FHIはまた、傘下の敢創商貿を通じ、江蘇、浙江省内の台湾系量販店「大潤発(RTマート)」にテナント出店し、富士康が受託生産している有名メーカーの液晶テレビなどを販売する計画だ。

 鴻海は、3年間で1万拠点の販売網を整備する構想を立てているが、オンラインショッピングが飽和状態に達している上、地方都市では電子製品に対する需要がそれほど大きくないとして、業界では「計画には無理がある」との懐疑的な見方も少なくない。