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CATV業者が無断で番組変更、NCCが行政罰


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020152

CATV業者が無断で番組変更、NCCが行政罰

 
 通信行政を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は4日、中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)、台固媒体(TFNメディア)などケーブルテレビ(CATV)業者の系列28社がテレビショッピング専門チャンネルの放送内容を無断で変更したのは不当だとして、それぞれ70万台湾元、総額1,960万元(約5,700万円)の行政罰を下した。5日付中国時報が伝えた。

 問題のCATV業者は、テレビショッピング専門番組「東森得易購」の放送を予告なしに中止し、同種の番組「U-Life」に乗り換えていた。NCCは番組変更時に1カ月前までに申請を義務付けており、今回はCATV業者が無断で放送番組を変更したとして、罰則適用を決めた。各業者は7日までに東森得易購の放送を再開しなければならない。

 一方、NCCは5日から有線電視審議委員会を開き、20社から提出された番組変更申請を審査する予定だ。NCCはテレビショッピング業者の経営にも配慮し、最終的に東森得易購とU-Lifeの双方の放送を業者側に求めるとみられる。