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作成日：2010年1月5日_記事番号：T00020159
啓碁科技、今年は売上200億元に挑戦
緯創集団傘下の無線通信製品メーカー、啓碁科技（ＷＮＣ）の林憲銘董事長は４日、新竹工場・総本部の落成・供用開始式典に参加し、「2010年の売上高は09年を上回り、200億台湾元（約583億円）を超えるチャンスもある」と語った。同社は今年、新製品のデジタルホーム、携帯電話用アンテナなどで出荷が始まり、成長を支えると期待される。５日付経済日報が報じた。
啓碁科技の09年連結売上高は、証券会社予測によると前年比約18％減の157億元となった。しかし、昨年第４四半期は緊急受注や追加受注などが入ったためまずまずの業績となり、現在、今年第１四半期中の受注見通しが立っている状態だという。第１四半期はオフシーズンに当たるものの、今年は前期比約５％の減収と、例年の10～20％減に比べ減少幅が大きく縮小する見込みだ。
