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ウインテック、Q4は7.7%増収


ニュース 電子 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020161

ウインテック、Q4は7.7%増収

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の2009年12月連結売上高は前月比19.5%減の25億1,000万台湾元(約73億2,000万円)で、第4四半期は前期比7.7%増収の81億5,900万元となった。同社は第3四半期に赤字額が大幅に減少していることから、証券会社は第4四半期は小幅ながらも黒字転換を達成したとみている。09年の通年連結売上高は前年比14.22%減の276億9,000万元となった。5日付工商時報が報じた。

 市場の現況について同社は、TFTパネルは例年のオフシーズンに入ったため需要の段階的な縮小が始まったものの、タッチパネルは市場の成長によって相対的に安定していると指摘。同社のTFTパネルとタッチパネルの合計売上高は第3四半期、売上高全体の70%を占めたが、第4四半期はさらにこの比率が高まる見通しだ。

 証券会社によると、同社は従来のアップル向けに加えて今年から宏達国際電子(HTC)にもタッチパネルを供給するため、タッチパネル分野の成長性が好感されている。