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鴻海、アーゴシーを特許侵害で提訴【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020162

鴻海、アーゴシーを特許侵害で提訴【表】

 
 パソコン用コネクター大手の鴻海精密工業は4日、同業の優群科技(アーゴシー・リサーチ)に特許を侵害されたとして、民事訴訟を起こした。5日付経済日報が伝えた。

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 鴻海が侵害されたと訴えているのは、主にDDR2、DDR3のコネクターに使用されるDIMM(デュアル・インライン・メモリー・モジュール)に関する特許。鴻海はDIMMをめぐり、過去に禾昌興業(ピートゥー・インダストリアル)などを提訴した例がある。鴻海は「関係メーカーの想定される特許侵害行為について証拠収集を進めている」としており、他のメーカーも提訴する可能性があることを示唆した。

 提訴されたアーゴシーの范玉真財務長(CFO)は、「鴻海から文書で指摘があったため、特許鑑定を実施したが、特許侵害はなく顧客にも説明済みだ。(提訴は)鴻海の商業的手段だと考えている」とし、製品の出荷には影響がないとの立場を示した。